遠心分離機(デカンター)整備
製鉄所で使用されている遠心分離機整備。嵌合部のメッキ・溶射補修、フライト肉盛り、動バランス修正、試運転を実施。ケーシングの溶接補修を行う場合もあります。
当社の整備内容と実績、その一部をご紹介します
製鉄所で使用されている遠心分離機整備。嵌合部のメッキ・溶射補修、フライト肉盛り、動バランス修正、試運転を実施。ケーシングの溶接補修を行う場合もあります。
スクリューも補修を行うことができます。摩耗したフライトの巻き替えや、硬化肉盛による補修を行います。補修後のフライト先端は所定の寸法に研磨加工します。
遠心分離機整備では必要不可欠な工程です。動バランス修正を行うことで、運転中の振動を抑制することにより、安全で安定した運転を実現します。
遠心分離機に取り付けられている差速装置は、遊星歯車を持つ歯車装置です。歯面・嵌合寸法・ジャーナル隙間等の状態把握が重要です。
お客様のご要望により、遠心分離機の現地据え付け作業・試運転も可能です。
海外メーカーより部品入手が不可能になった減速機の整備。スパイラルベベルギヤの製作、部品調査やオイルシール規格品適合を目的とした改造などを実施。
ギヤの損傷により、製作が必要な場合でも、健全部からのリバースエンジニアリングにより同じギヤを製作することができます。当社ではφ700のスパイラルベベルギヤとピニオンギヤを製作した実績があります。
減速機を含むギヤを使用している部品は、歯同士が適切に接触しているか歯当たり確認・調整を行います。
整備後の試運転により、正常に運転することができるか数時間のデータ取りを行います。
精錬所に使用される10t超の大型機を定期的に整備しています。
化学プラント送風用3翼ルーツブロワ整備。機械加工により、摩耗で拡大したすき間を調整することで性能を向上させた経験もあります。
分解後の検査と状況により、溶射補修を行います。
すき間ゲージを使用して、所定の隙間に入っているか、確認・調整していきます。
製紙会社向け大型ポンプの組立。新規製作品の受け入れ検査、検品、仕様確認、仕様適合作業などを実施しています。
プラント設置前の新品ポンプの芯出し作業を行っています。
小型ポンプも、各種検査・嵌め合い部補修など整備実績があります。
各嵌合部検査、軸の曲がり検査、インペラ浸透探傷検査、スケールの清掃手入れ等を行い、組み立てを行います。
メカニカルシールの交換、嵌合部補修、部品製作を行い整備されます。組立完了後耐圧試験、試運転を行い性能を確認しています。
当社はメカニカルシールメーカーの認定工場により、メカニカルシールが組み込まれた回転機械の整備も得意としています。分散機、撹拌機など整備実績があります。
整備後のメカニカルシールは気密試験を実施、所定の動作試験を経て合格したものを出荷しています。
鉱業用ミルの動バランス修正を行います。修正前の清掃、付着物除去なども合わせて実施、肉盛を行い耐摩耗性を復元させます。
4000rpmで回転する分級機の整備。溶接部補修、嵌合部補修、回転数に応じたベアリング選定など、安定操業、振動を抑制することで高精度な分級と品質安定化に貢献しています。
油圧モーターの整備。嵌合部計測、消耗部品、ピストンの交換を行い、試運転した後納品しています。
嵌合部補修、軸の補修、部品交換、動バランス修正など各種回転機械に必要な整備を提供しています。