スキャナとCADによるリバースエンジニアリング
3DスキャナとCADを併用した部品復元
KBKエンジニアリングでは3Dスキャナと3D CADを用いて、部品の復元を行っています。アナログ測定器により、実物の測定結果に基づくリバースエンジニアリングと合わせて、測定が困難な部分、位置関係や自由曲面など、寸法を決めることが難しい部品に有用となっています。今回、弁当箱のような減速機のケースの部品復元をするため測定を行いました

3Dスキャナで形状を捉え3D CADで製図
減速機自体の穴の位置関係を正確に計測するため、3Dスキャンによるコンピューターへの形状取り込みを行った後、ソフト上で位置関係の割り出しを実施しました。


次いで3D CADを用いて、3Dスキャナーの形状の計測結果に基づきモデリングを行った後、不要な部分や非機能部を排除して2次元製図へ落とし込みました