熱処理講習への参加 - KBKエンジニアリング

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熱処理講習への参加

業務で常に利用する熱処理について、これまでに関連書籍を数冊読み、全体像をおおむね理解できるようになりました。そのタイミングで熱処理に関する講習会が開催されたため参加し、講義を通じて、書籍から得てきた知識の整理と体系化を行いました。

中国職業能力開発大学校

講習は、倉敷市玉島にある中国職業能力開発大学校で、2日間にわたって実施されました。

中国職業能力開発大学校は厚生労働省所管の教育訓練機関であり、実践的なものづくり人材の育成に力を入れています。シラバスを確認すると、実習に重点を置きながら、理論と実技を組み合わせた講義が展開されていることが分かります。

一般的な大学で学ぶ理論的な内容に、現場を想定した実習を加えることで、修得した知識や技能を実務に結び付けられる教育が行われています。そのため、卒業後に即戦力として活躍できる人材の育成を目指した教育機関であると感じました。

玉島にある文部省管轄の教育機関です

熱処理講義

受講者の中には、国家資格である「熱処理技能士」の資格取得を目指している方もおられました。

講義では、日々の業務で接する身近な事例を取り上げながら、「なぜそのような現象が起こるのか」「このような場合には、どのように対応すべきか」といった点について、理論と実例を交えて詳しく説明していただきました。

これまで疑問に感じていた点についても理解を深めることができ、書籍だけでは十分に整理できていなかった知識を実務と結び付けて学べる、大変有意義な講義となりました。

駐車場から歩き指定の校舎へと向かいます

熱処理理論を組込んだリバースエンジニアリング

熱処理は、大学の講義においても専門的に深く取り扱われる機会が、必ずしも多い分野ではありません。生産管理、熱処理、材料工学などは、設計や力学と比較すると、学生からの関心が集まりにくい分野であることも事実です。

しかし、材料の選定と適切な熱処理は、製品の強度、耐摩耗性、耐久性、さらには寿命を左右する非常に重要な要素です。これらをおろそかにして、信頼性の高い製品をつくることはできません。

かつての技術者は、材料、加工、熱処理、使用環境などに関する幅広い知見と経験をもとに、製品に適した材料や製造方法を選定していました。

KBKエンジニアリングにおいても、この考え方を大切にしています。リバースエンジニアリングを行う際には、既存部品の形状を再現するだけでなく、使用環境や損傷状態、必要とされる機械的性質などを考慮して材料を選定します。そのうえで、材料の特性を十分に引き出すための熱処理を選択し、製造工程に組み込むことで、最終製品の製作まで一貫して行っています。

大学での講義と実務の中間に位置する講義内容でした

2日間の講義は多くを学び技術者として知識と経験を向上させてくれる内容となりました。

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