工業用振動ふるい の整備 - KBKエンジニアリング

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工業用振動ふるい の整備

2本の偏心した軸を回転させ、水平方向に搬送する振動ふるいについて整備に取り組んだ例です。機械が動作せず工程が停止している中、この機械が搬送する製品を使用する最終ユーザーへの供給をすぐにでも再開しなければならないため、緊急整備を行ないました

搬入と分解

搬入されたバイブレーター
アンバランスウエイト近傍に接触傷があります
アンバランスウエイトを取り外し、軸受部を確認
主要部の分解を完了

部品検査と状態確認

腐食による部品の割れ。もともと振動させるための機械なので、破損部分も激しい様相でした
オイルシールケースも接触痕による傷や、削られたことによる金属粉が観察されました
軸補修前
軸補修後
軸補修前拡大
軸補修後拡大

振動を発生させることが目的となるため、軸以外にも細部にわたり相手となる部品、ケースや歯車など、通常実施する検査より重点的な観察を実施しました

組み立て

軸を組込中
アンバランスウエイトを取り付け
組み立て中の内部
組み立て完了

緊急整備

予防・予知という考えのもと日々保全を行なっている会社でも、思わぬ理由から機械の停止に直面することがあります。今回も緊急整備により軸の補修を至急で依頼したため、最短の日数で修理、整備を行なうことができました

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