両吸い込みポンプの整備
揚程回復による性能復帰
揚程能力が発揮されず、整備に搬入された両吸い込みポンプ。シール部や嵌合部に対する摩耗の補修、内面の汚れや塗装剥離に対する清掃、再塗装、揚程回復を目的とした加工などを行ない、オーバーホールを実施しました。
搬入・分解
検査
どのようにして能力を復帰させるか、搬送流体の特性や、内部の状態、揚程を回復させる手段など、それぞれ観察すべき項目に従い検査を実施しています
補修
摩耗してしまった部品、安定して回転するために必要な補修、流体特性を考慮した塗装の選定を行ない、補修を実施しています。ケーシングの改造、漏れを低減させる処置など改良を施し、修理を行いました
組み立て・試験
組み立て後は耐圧試験を実施することで、気密が確保されているか確認を行なっています