サイクロ減速機の整備 - KBKエンジニアリング

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サイクロ減速機の整備

既存機の流用を目的に整備

住友重機械工業製、サイクロ減速機 HS-206およびHS10シリーズ の修理。分解して状況を調査してから、補修、組み立てと進みます。取り合いに制限があることから、既存機の流用を依頼されての整備です。
その他各種減速機の整備、歯車製作、補修、実績や整備例については
減速機整備の専用ページをご覧ください

分解

サイクロ減速機搬入
搬入された状態。外装も汚れ、塗装も剥がれています
ケーシングを分解中
サイクロ減速機分解
軸受、偏芯板がみえてきました。分解を続行
サイクロ減速機分解完了
分解完了

部品の状態

リングギアピン
リングギアピン
リングギアローラー
ピン
ベアリング
ベアリング
オイルシール
オイルシール

その他の部品も点検、交換を行いました。入手が困難な部品も適切に対応して再使用。オイルシール嵌め合い部を補修することで、外部へのオイル漏れを防ぎました。

組み立て

偏芯板、内外のピンとローラーを組み付け
組み立て、塗装を完了

部品入手から整備、補修まで一貫対応

それぞれの構成部品の入手、流用など消耗部品交換の要、不要を状況、修理方針、入手可否など様々要素を検討の上準備、最も適切な整備となるように取り組んでいます

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