ロータリーバルブの整備 - KBKエンジニアリング

ブログ

ロータリーバルブの整備

粉体の搬送に用いられるロータリーバルブの整備

分解・点検

配管へ原料や製品を搬送するのに用いる最も一般的な機械です。固定したケースと回転する羽根により搬送を行っています。搬送物の硬さや性状により羽根の形状、ケース材質、寸法が異なるので注意しながら補修することで、修理品の能力を高めています。

ロータリーバルブ入荷
塗装も剥げてしまい、サビが目立っています
ロータリーバルブ分解2
羽根が摩耗しているため、肉盛り補修をする必要があります
ロータリーバルブ検査
ローターの接触痕があり、摩耗しています
ロータリーバルブ検査2
ケースも接触により摩耗していたので、補修します

不具合部分を補修

摩耗はみられますが、それほど激しく傷んではいないため、肉盛補修をした後、機械加工でローターとケースの隙間を調整することにより、本来の性能に近づける提案をして補修を行いました

ロータリーバルブ補修1
摩耗していたローターは、特殊材質を肉盛溶接した後、加工して寸法を復元しました
ロータリーバルブ補修2
ケースもローターに適切に合うように機械加工で円筒に復元しました

組立・塗装

ロータリーバルブ組立1
補修された部品を使って、組み立てを行っています
ロータリーバルブ整備完了
タッチアップ塗装してきれいになりました。整備完了です

大型機の整備実績もあります。下記を参照下さい

«
»