押出型遠心分離機の分解作業 - KBKエンジニアリング

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押出型遠心分離機の分解作業

長年にわたり使用され続けてきた実績があり、高い信頼性と安定性を備えています。多くのプラント設備では、最新・高性能であること以上に安定稼働が重視されており、現在ある機械を整備・補修しながら長く使い続ける考え方が浸透しています。この考え方は、機械を長期間大切に使用する欧州、特にドイツ的なものづくりの思想と似ている部分があります

分解を通して機械の現状を確認する

当該押出型遠心分離機は、導入から40年以上にわたり使用され続けており、長期間にわたって安定稼働してきた実績がその信頼性を証明しています。分解を進める中で、各部品の摩耗や腐食の状態を確認し、機械全体の状態を把握しながらリバースエンジニアリングによる再製作が必要となる部品を選定します。固定されている部品では腐食や損傷の有無を確認し、回転する部品では摩耗の進行に注意しながら点検を進めていきます

形状は複雑な状態になります
カバーを外した状態です

交換部品とオイルタンク内の確認

交換部品についても入念な確認を行います。特に高年式の機械では交換部品の入手が困難となる場合があり、市場流通性の高い汎用品であれば問題ありませんが、専用部品ではすでに生産中止となっている可能性も十分に考えられます。交換が必要となる部品については事前調査によりほぼ全て確認できていましたが、最終確認として現品と照合しながら一つずつ確認を進めていきます。また、分解作業の中でオイルタンク内部の状態も確認し、点検や整備に必要となる箇所について順次分解を進めていきます

オイルシールが3個使用されています
オイルタンク内の機構を確認します

軸受の重要性

前後の軸受は、回転体を支える重要な機械要素となります。回転体の支持を担う軸受には固定側と自由側があり、それぞれの役割や構造を確認しながら分解を進めていきます。軸部については軸受との嵌合部に大きな摩耗は確認されませんでしたが、将来的な補修や再製作に備え、軸径や嵌合寸法など必要となる情報を収集していきます。これらの要素は機械の振動に直結するため締め代に関してリバースエンジニアリングの際の最重要ポイントとなります

ベアリング押さえを抜いた状態です
パッキンによりオイル漏れを防いでいます

押出型遠心分離機にはプッシャー型とエッシャ・ウィス型が存在しますが、KBKエンジニアリングでは、どちらの遠心分離機についてもリバースエンジニアリングの実績を有しています。1段目バスケットと2段目バスケットの双方が回転しながら押出動作を行う複雑な機構ですが、機械工学の知見をもとに各部品の形状や構造、摩耗状態を確認しながらリバースエンジニアリングに備えた分解作業を実施しています

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