減速機ケースの補修 - KBKエンジニアリング

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減速機ケースの補修

減速機の軸受嵌め合い部が摩耗しているため、補修の依頼がありました。上下2つ割りとなっていることから、補修前後の要素を確実にすることが歯車の噛み合わせにとって重要となり、そのための準備を丁寧に行なっています

ケースが到着

外した状態のままなので、確実に補修を行うため必要な部分の清掃を徹底的に行います

搬入されたケース
搬入されたケース
補修部の清掃
確実な補修となるよう補修部の清掃を行います

内部を分解して状態確認

内部も不具合がないか、ボルトを外して分解した後、下側と上側両側のケース内部の状態を確認。補修前の準備を行いました

ケース下部の状態
分解してケース下部の状態を確認します
ケース上部の状態
同じく上ケースの内部も確認を行いました

事前検査

補修に出す前に、現在の状態を確認するため検査を行います。検査の後、補修指示を行い補修に出しました

補修部の検査
補修部分の検査
補修する穴の検査
補修する穴の検査も行いました

補修完了

補修が完了しました。軸受部の各穴の状態を確しました

正面
ケース正面
反対
ケース反対

塗装完了

塗装完了
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