廃番となったアクチュエーターを整備
配管機器の制御に利用されているアクチュエーターの整備依頼がありました。電動機を回転させても本体が動かないとのことから、1式搬入を依頼して状況を確認しました。診断したところ、整備が必要なことがわかりリレースイッチ含め全て取り外して、作業を開始しました。
荷受けと分解
歯車や嵌め合いを検査
分解が完了したので、それぞれの構成部品の検査を行いました。部品点数が多いため構成する歯車それぞれの状態、嵌め合いの状況を見極めていきます。それぞれの要素は互いに影響し合うため、部品点数が多い本装置の検査は慎重を期して行ない、2ヶ所の補修、4点の部品製作が必要と判断しました。
部品の補修と歯車のリバースエンジニアリング
組み立て開始
様々な歯車を組み合わせた機械にも対応
同種の歯車が組み合わされた機械だけでなく、異なった歯車を組み合わせる複雑な機構でも、各々異なる歯車の要素を判断しながら整備することができます。製作、流用、補修を見極めながら、納期を前提とした整備や、予算を勘案した適切な費用を実現することができます。