グループ会社の底力 - KBKエンジニアリング

ブログ

グループ会社の底力

これぞ保全の本分なり

3月のとある金曜日、県内の会社より入電がありました。工場の製造工程に重要な排風機の振動が大きく運転することができない。そのため工場を稼働できず生産を停めている、我社の一大事だとのことでした。軸を取り外して月曜日に持ち込むので、対応してほしいとの依頼です。

日曜日夕方、月曜朝持ち込みでは遅い、軸が早く外れたので今から持ち込みたい。緊急事態なので会社へ行き軸を受け取る。技術担当の方も一緒に来社され、その場で説明を聞きました。

持ち込まれた軸
持ち込まれた軸
持ち込まれたインペラ

月曜日朝、倉敷ボーリング担当と関係者で現物前に説明を受ける。直ちに分解を開始して検査すると、溶射で補修できる内容と判明する。補修部は4ヶ所及びキー溝、ネジ部分に決定。即日依頼をかけ当日夕方にKBKへ持ち込む。インペラのフィールドバランスの実施も決定して準備に取りかかる。同時に必要な追加部品の製作依頼、組み立てに備えて交換部品の確認を開始する。その日の深夜に覗くとKBKは依頼した軸の補修をしてくれていた。ありがとうございます。

水曜日の夕方に軸の補修が完了する。直ちに組み立てを開始して同日夜中に組立て完了、すぐに待機していた客先に引き渡す。

補修が完了した軸
補修が完了して組み立てた軸

木曜朝より客先で組み込み開始。金曜朝からフィールドバランスへ現地に出張。JISの優判定で問題ないことを確認!!

フィールドバランス中

2日で補修を終え組立て、5日で復旧させる

KBKエンジと倉敷ボーリングや当社が持つネットワーク、もちろん客先との協力により補修から復旧までを短日で終えることができた。搬入されたときの検査すべき事項、観察すべき部分、それに伴う必要な追加部品の手配、確保、KBKの補修対応、KBKエンジの組み立て対応、KBKの現地フィールド対応が良い機能を果たして、補修を素早く行えた例です

«
»