4tクラスの海外製大型減速機を整備
スパイラルベベルギヤが使われている、海外製の大型減速機の整備。歯車部が折れたピニオン軸の製作、ピニオン軸の相手となるスパイラルベベルギヤの製作をして、駆動部品を新規製作しました。軸受やオイルシールが入る嵌め合い部は補修を行ない、規格に合わない部分は改造をしてコストダウンを図りました。海外の製造元も合併で廃業したため、整備できる会社がなければ、機械を廃棄せざる負えない状態でした。
荷受けと分解
減速機の内部を点検
分解が完了したので、それぞれの構成部品の検査を行いました。機械の使用目的や周囲の環境、荷重のかかり方など様々な情報を総合して、補修が必要な部分を判断していきます。
スパイラルベベルギアの製作、補修後の部品状態
組み立て開始
補修ができないような状況でも諦めてはいけません
KBKエンジニアリングでは海外製の機械であっても、国内での構成部品の製造、消耗部品の海外調達および、国内仕様への改造を行なうことで、廃却をせずに、機械を使い続けられるように整備した実績があります。ギヤの歯が欠けてしまった、海外から部品が手に入らないなど、お持ちの機械が廃棄か存続かの岐路に立たされた場合、当社にご連絡ください。