ケージミルの整備 - KBKエンジニアリング

ブログ

ケージミルの整備

鉱工業の粉砕に使われるミルの1種、ケージミル整備についての紹介です。摩耗したピンを入れ替え、ピンを支えている板と、固定するためのリングのボルトをそれぞれ溶接を用いて固定、全体を組み立てて2つのケージ各々に動バランス修正を行いました。

ケージ分解検査

現地の下見。既に取り外されたケージミルを前に説明を受けました
持ち帰った後、まずはソケットを入れられるようにすき間を掃除しています
裏側もに腐食しているようです。バランスウェイトが見えます
ボルトを抜き取れないため、本体ごと溶断して分解します

構成部品

解体材料を粉砕するケージミルは、摩耗が進行して機能が十分に発揮できないようになったり、アンバランスが大きくなりすぎて、嵌め合い部や機械本体が壊れないよう定期的に構成部品を交換しています。

駆動側となる板。耐摩耗性を維持するため全面肉盛りがされています
ケージの周囲に取り付けられているピン。観察することで粉砕挙動を把握することができます

補修と動バランス修正

ケージミル組み立て中
完成した部品を検査した後組み立て中
流用する板もピンが全面当たるように手入れしています
分解切断したリングは、同じものを製作して全面肉盛りを行ないました
動バランス修正の準備が整い、大きい方と小さい方のそれぞれのケージで修正を行ない整備が完了しました

ピンの試験

整備実績により積み上げられた知見を基に、現状よりも優れた材料や、その調達、加工方法も検討して比較検証を行なうこともできます。検証された内容は報告書としてまとめられ、今後の整備に活かすこともできます。

左側2つの破棄するピンを譲り受け、右側の自作したピンと比較実験を行いました
ピンのテスト
実験方法を計画して費用対効果を考えた材質選定、加工方法を考案の上実行、報告書にまとめることも可能です
«
»